(本記事は2023年7月1日に開催されたライブのレポートです。ライブレポートのため、敬称を略させていただいています。ご了承ください。)
僕にとって、船に乗るのはいつ振りだろうか?おそらく10年近くは乗ったことがないはずだ。
記憶をたどれば、僕が船に乗ったのは淡路島の岩屋海水浴場に行ったのが最後だったように思う。淡路島の夏の日差しを全身で感じていたあの頃だ…。
かすかなノスタルジーを感じながら、僕は那覇港に車を走らせる。天気としては、「曇りがやや優勢な晴れ」という雰囲気だ。
なぜ、天気を気にしているのか。その理由は、この日参加するライブのコンセプトににあった。そのコンセプトとは「サンセット・クルーズ」。そう、クルーズ船から美しい夕日を眺めるながら音楽を楽しむことが目的のライブなのだ。
ただ、どこか僕には確信があった。ライブの主催者、yamatokonoの明るく楽しい人間性が、必ずこの雲を払ってくれるに違いない。
心なしか、雲間から太陽がニッコリと微笑んでいるように思えた。
沖縄在住のアーティスト・yamatokonoとは
まずは、サンセット・クルーズ・ライブを主催したアーティスト、yamatokonoについて軽く紹介しておこう。
彼が音楽活動を始めたのは2009年。場所はなんとオーストラリアのケアンズだ。ストリートやレストラン、バーで音楽の腕を磨き、後にカナダへ移住。今は、沖縄に住んでいる。しかも、僕の出身地のすぐお隣だ。
彼の楽曲に感じられる、どこか軽やかなビートの親しみやすさの源流は、オーストラリアにあるのかもしれない。
さらに、彼が作った楽曲の中には、西原町の小中高生が中心となった創作演劇「さわりんと運玉義留(うんたまぎるー/義賊として有名な人物)」のテーマ曲がある。
そして、旅とハンバーガーを愛する「ハンバーガーリスト」としての一面を持つ、なんともユニークな人物である。
ハンバーガーニスト、一体どんな活動をしているのか…きっとyamatokono自身に聞いた方が良いだろう。人懐こい笑顔と、優しい声で語ってくれるに違いない!
いよいよ出航!モビー・ディック号!
那覇埠頭船客待合所は、サンセット・クルーズ・ライブを心待ちにする人々であふれかえっていた。
彼とゆかりのある人々が、笑顔で語らいあっている。その笑顔の重なりに僕自身も(独りだったのだが苦笑)、思わず微笑んでしまうほど。温かく、柔らかい雰囲気は、まさにyamatokono自身を表しているようだった。
那覇港から出航するレストランシップ「モビー・ディック号」は、白地の船体にピンクのクジラのイラストが描かれた可愛らしい船だ。
ディナー・クルーズも行なっており、大切な人と、大切なひと時を過ごすのにもピッタリなクルーズ船に違いない。
そんな素敵な船に、少し緊張しながら乗り込んでいく。いつも書かせていただいているのだが、僕はたいてい独りでライブに参戦する。それは友達が少ない(泣)からでもあるが、独りが気楽ということもある。
しかし、たった独りでクルーズ船に乗り込むのは、やはり別次元の緊張感だ。それも、4人掛けの席が用意されており、誰が一緒になるのか分からない。そこも緊張感をあおられたポイント。
が、この席のセッティングはyamatokono自身が組んでくれたようで、素敵な出会いもあった。それは、本レポートの最後で語るとしよう。
モビー・ディックは、その背に多くのyamatokonoファンを乗せてゆっくりと動き出していく。自然と音楽が融合する素敵な時間が始まる!
オープニング曲:Voyage
「yamatokono Sunset Cruise Live」の幕が上がったのは、モビー・ディックの背に揺られること15分後の18時。心地よい海風が観客の体と心を吹き抜けた頃だった。
心地よく、軽快なビートが観客の体を駆け巡る。まさに、曲のタイトル通り「旅の始まり」を告げるような曲。
オープニングアクト的な意味合いのある本曲には、yamatokono自身の姿は見えない。期待感を高まらせる憎い演出だ。プロデュースもアーティスト本人が行なっているということだったので、なかなかの敏腕プロデューサー振りを垣間見ることになった。
それにしても、プロデューサーもプロモーターもつけず、クルーズ船の3階部分を貸切ってライブを行うという行動力。これは、誰もができることではないだろう。この行動力には、脱帽せざるを得ない。
軽快なビートに乗ってダンスを披露してくれたパフォーマーの皆さんも可愛らしくて素晴らしかった。まさに、新たな冒険の旅の幕開けに相応しいシーンだった。
2曲目:Short summer
2曲目にして、ついにアーティスト本人が登場。観客も盛り上がり、彼を迎え入れる。
軽やかな音符が踊っている様子が見えるような、楽しさを感じられるナンバーの「Short summer」。この楽曲は、カナダにいた頃に書き上げた曲だそうだ。
「楽しんでいこうよ 歌を歌おうよ
閉め切った窓 開けよう
俺たちの夏は短いのさ」
カナダは夏は、北海道の夏と同様に短いと聞いている。だからこそ、人々は夏を思い切り楽しむ。まさに夏らしいナンバー。彼の柔らかい声とマッチして、体が揺れ出してしまう。沖縄の夏は長いのだが、「夏を全力で楽しもう!」「このライブを全力で楽しもう!」と語りかけられているような気がした。
そう、僕らはこの曲を聞いた瞬間から、夏を、そしてサンセット・クルーズ・ライブを楽しむ用意を整えたのだ。ここから、アーティストと観客が一体となっていく。
3曲目:We Will Rock You
「We Will Rock You」といえば、フレディー・マーキュリーがボーカルを務めるバンド「Queen」を思い出すかもしれない。yamatokonoはQueenが好きで、「Rock」という言葉が好きで曲名を選んだそうだ。
その言葉が表すとおり、観客を「Rock」させてくれる曲だ。グルーヴ感も心地が良く、踊り出したくなるナンバー。
「Rock」とは、そもそも、「揺り動かす」や「感動させる」という意味を持っている。このナンバーを聞けば、きっと誰もがRockしたくなる気持ちに突き動かされるだろう。
歌詞も前向きで、心がワクワクしてくる。そして、「やりたい事はとりあえず やってみるのが僕の主義」というフレーズはyamatokonoそのもので、聞いている僕らにも、やる気を与えてもらえるナイスな曲だった!
4曲目:I wanna see your smile
「君の笑顔が見たいんだ」と歌い上げるナンバーは、特別な日を大切にしたいという気持ちが溢れている。
「ときどき君は 僕に呆れはてるだろう」
大切な人に、そんな思いをさせてしまったことは誰にでもあるように思うのだが、どうだろうか?特に、夢に向かって一直線なタイプの人は、心当たりがあって、少し苦笑してしまうかもしれない。
だけど、特別な日だけは、そんな思いをさせることはしない。だって、君の笑顔がみたいんだ!
そんなストレートな思いが、言葉とメロディーに乗って心に迫ってくる。
yamatokonoにとって、大切な人はクルーズ・ライブを観に来てくれた人々であり、特別な日とは、まさに、このクルーズ・ライブ当日だったのだろう。
僕らは、彼に満面の笑顔でもって応えた。そう、彼の曲で僕らは笑顔になったんだよ、と伝えたのだ。
この楽曲で彼は、ギターではなくハーモニカとミニドラムを演奏していた。yamatokonoの多才な面を目撃するシーンでもあった。
5曲目:Calling you
アップテンポなナンバーが続いた「yamatokono Sunset Cruise Live」は、ここで少し雰囲気が変わる。スローで少し悲しみを帯びた楽曲「Calling you」だ。
「Calling you
今は会えないけれど
Feeling you
感じることができる
Calling you
側にいてくれること
Thinking you
いつも感謝しているよ」
今は亡くなり、会えなくなってしまった大切な人への思いを綴った曲だという。僕自身も、大切な人を失い、歌詞のような気持ちになることがある。ふとした弾みで思い出し、涙が伝うことも。
誰もが、いつかは経験するであろう大切な人との別れ。しかし、側にいて、見守ってくれていると感じることができれば、それは「さようなら」ではなく、「またいつか」という気持ちになれるのかもしれない。
そんなことを、考えさせてくれた素敵な楽曲だった。
6曲目:メルボル
yamatokonoというアーティストの原点。それはオーストラリア最大の都市の一つ、メルボルンだ。
見ず知らずの外国での生活は、楽しさもあり、悲しみもあっただろう。メルボルンという都市で経験した、さまざまなことがyamatokonoを作り上げたことが分かる曲だ。
「低迷した英語で 平然としたふり」というフレーズの中に、彼の体験が凝縮されているように思える。
それでも夢を持って歌を歌う強さが、明るく前を向いて進む姿が、yamatokonoの歌を彩っているようには感じないだろうか。
悔しさや悲しさを胸に秘め、楽しさを全身で感じながら歌う彼の姿を想像させてくれないだろうか。
メルボルには、yamatokonoの原点があり、彼を彼たらしめる強さとひたむきさと明るさが感じられる。だからこそ彼の歌は、観客の心を明るく照らしてくれるのだと僕は思っている。
7曲目:君が教えてくれたこと
沖縄県の南寄りにある街、西原町。その西原町では、小中高生がプロデュースする創作劇「さわりんと運玉義留(うんたまぎるー)」が上演されている。
その創作劇のテーマ曲としてyamatokonoが制作した曲、それが「君が教えてくれたこと」だ。
貧しい人を助ける義賊・運玉義留の物語を、西原町の観光キャラクター「さわりん(サガリバナの妖精)」が時に熱く、時にキュートに立ち回り語り継ぐ劇となっている。
「苦しみの数だけ僕ら
誰かに優しく出来るって
この森が教えてくれたよ」
辛いこと、苦しいことを体験したからこそ、誰かに優しくできるという考えは、yamatokono自身の体験からきた言葉だろう。そして、歌はこう続く。
「誰かのために生きるんだ
あなたのために生きるんだ」
自分自身のエゴではなく、誰かのために生きることの尊さを伝えてくれる。その言葉に誰もが心を撃たれたに違いない。
劇のメンバーが目の前で踊る姿は、勇ましく、しなやかで、美しかった。きっと、演劇も素晴らしいものに違いない。是非とも観てみたいし、多くの人々に観てもらいたいと心から思った。
8曲目:yamash up!(カバーソングメドレー)
ここからは、誰もが知っているノリノリのナンバーが次々と演奏される、メドレータイムだ!
個人的には、忍たま乱太郎が大好きすぎるので、「勇気100%」が演奏された時は興奮してしまった。そんな表情や素振りは一切、見せなかったが(笑)。
他にも、アニメ「ワンピース」の主題歌である「ウィーアー」や、「ドラゴンボール」の主題歌「CHA-LA HEAD-CHA-RA」など、誰もが知っていて、体が動いてしまうものばかり。
実際、観客もノリノリで踊り出す人も多数!笑顔があふれ、老若男女が楽しそうに踊る姿は、この日最高と言っても良いくらいだ!
楽しい時は笑い、踊る。世界中で当たり前の光景かもしれないが、僕は、この光景こそ沖縄のものだと感じている。
嬉しいときは、音楽を奏でて踊る。悲しいときも、音楽を奏でて踊る。嬉しいことは倍に、悲しいことは半分に。沖縄の人々は日々の生活を音楽と踊りで過ごしてきた。今日は嬉しさを倍にして踊る人々の笑顔が、とても印象的で美しい瞬間を生み出している。
誰もが楽しく過ごせるようにと、このメドレーを考えたyamatokonoは、心底エンターテイナーだ。観客の心を掴み、楽しませる術を全部知っているかのようなセットリスト。感服の一言に尽きる。
9曲目:この島
yamatokonoは、沖縄にゆかりのあるミュージシャンでもある。彼の祖父が、荒れ果ててしまった小さな島、由布島の復興に尽力した人物なのだ。
彼の祖父たちが強い思いで復興させた島、由布島。彼はそこに祖父の優しさと愛を感じると言う。人々の生活を守る、島の暮らしを守る、その優しさや愛は、きっと島に残っているに違いない。
水牛車がゆったりと移動していく姿は、テレビのCMにも使われていた。そのCMがきっかけとなり、一躍、由布島ブームを巻き起こしたこともある。
ゆったりとした時間の中を、三線の音色を聴きながら小さな島の美しさを感じる。大変贅沢な時間だろう。
しかし、その姿はさまざまな要因から変化してきている。
「この島が変わらずに
あるわけじゃないから
何が出来るのか
何をするべきなのか」
この歌詞には、急激に変化する地球環境への関心も感じ取れる。祖父の優しさと愛が残る島が、変わっていくかもしれない。僕たちが出来ることは何か?どうすれば、島の人々の笑顔を残すことが出来るのか。考えさせられる内容の素晴らしい楽曲。
いついつまでも、のんびりとした空気の中、水牛車に揺られながら三線の音色を聴くことが出来る世界であってほしいと心から願わずにはいられない。
10曲目:ラブリーハピネス(セルフカバー)
糸満のミュージシャン「将吾」のために楽曲提供した曲。とても気に入っている曲だそうで、今回、セルフカバーをするに至ったという。
軽やかなビートは、yamatokonoの特徴と言っても良いだろう。軽やかなビートと、彼の優しい声のマリアージュは耳に心地よく届く。
「Happiness みんながきっと
Happiest なれるから」
この歌詞のとおり、曲を聴いた誰もが幸せになれそうで、まさに「magic word」だ。「ラブリーハピネス」は、文字で表しても、どこかハッピーな気持ちになると感じないだろうか?
ライブの締めに向かい、観客の気持ちもハピネスなものになっていく。ラブリーでハピネスな雰囲気が、この後の奇跡を起こしたのかもしれない。
11曲目:Brand New Day
「yamatokono Sunset Cruise Live」もいよいよラスト。yamatokonoの歌声を聴ける時間も残りわずかだ。
最後に披露した曲は、新しい旅の始まりを歌った「Brand New Day」だ。ウェディングソングとして制作を依頼された曲ということもあり、大切な人と共に歩き出す、そんな幸せな旅の始まりを予期させるナンバー。
すると、ここでライブは奇跡的な展開を見せる!
「Brand new day
僕らの新しい旅が始まる
光が舞う
この道を進むよ」
冒頭のフレーズを歌い始めたその瞬間だった!曇りがちだった空が割れ、まばゆいばかりのサンセットがモビー・ディック号を包み込んだのだ!
クルーズ船でのライブという、大イベントを開催したことへの、そして、多くの人々を幸せにしたご褒美を天が与えてくれたような瞬間。
茜色というよりも、黄金色といっても大袈裟ではない美しい光景。キラキラと輝く光の中で歌う姿を見つめる笑顔の波。サンセットの輝きと、観客の笑顔、そしてyamatokono、バンドメンバーの笑顔が一体となったその瞬間は、サンセット・クルーズ・ライブのハイライトだ!
「君と描く地図で旅に出るんだ
目の前の扉
広がる世界へと
今僕たちで開くんだ」
新しい旅立ちへの希望が詰め込まれたフレーズともに、最後の曲が余韻を残し終わった。
アンコール:誰がため
ここまで盛り上がった「yamatokono Sunset Cruise Live」、もちろん、これで終わりではない!観客からのアンコールを受けて、披露したのは「誰がため」。
ミーカガンと呼ばれる「水中メガネ」を作った糸満の玉城保太郎をモデルに作った一曲だという。
印象に残るのは冒頭のフレーズ。
「世のために人のために灯りを灯すとき
自分の足元も自然と明るくなるんだ」
ミーカガンが出来るまでは、海の塩分によって眼病や視力の低下を招いていたという。そこで、玉城保太郎は漁師の人々を助けるため、目を痛めないミーカガンを生み出した。誰かのために力を尽くしたのだ。
「荒波越えながら
風受け海原へ
誰がために生きるのか
誰がために今日も海へ行く」
人の一生は、凪の日もあれば、荒波の日もある。それでも誰かのために生き、誰かのために海へ行くという強い姿勢。
誰かのために生きることの大切さは、今も昔も変わらない、人間の本質的なものだ。それを言葉にし、音楽に乗せて表現したyamatokonoの才能の豊かさ。そして、その優しい心。アーティストであり、エンターテイナーであり、メンターとしての素養さえうかがえる。
キラキラと輝く光の中、「yamatokono Sunset Cruise Live」は幕を閉じた。
サンセットの美しさと笑顔の美しさ
曇りがちであった空が、ライブのラスト曲を歌い始めた途端に割れ、黄金色のサンセットが登場したシーンは、本当に奇跡としか言えなかった。
キラキラと輝いていたのは、サンセットばかりではなかったことも言い添えておきたい。今回のサンセット・クルーズ・ライブに参加した観客の笑顔も美しく輝いていた。
それは、サンセットを見ることができたからではない。ライブのスタートからラストまで、素晴らしい曲の数々を披露してくれたyamatokonoと、バンドメンバー、ダンサー、スタッフのおかげであることは間違いない。
そして、この日、最も美しく輝いていたのは、yamatokonoをはじめとしたメンバーだろう。観客の笑顔を見つめる顔には、同じように笑顔が見えていた。その笑顔の本当に美しかったこと。
もちろん、ライブを無事に終えられたという安堵感もあったかもしれない。しかし、それ以上に自分達が目指していたライブができたという達成感もあったのではないだろうか。そして、観客のあふれる笑顔に接して、幸せを分かち合えたことへの嬉しさもあったかもしれない。
僕はyamatokonoというアーティストに出会って、それほど日は経っていない。しかし、僕は彼の楽曲の大ファンだ。軽快なメロディーと優しい歌声。誰もがきっと好きになるアーティストと自信を持って言える。
yamatokonoは、今、次の夢に向かって走り出している。次は500人収容可能な会場で、彼はその歌声を響かせようと走っている。僕らにできること、それは、彼の夢を叶えるため、一緒に走っていくことだ。
yamatokonoがくれた贈り物
独りぼっちの僕が案内されたテーブルに集まった方々。実は、これをプロデュースしたのがyamatokonoその人だったのだ。
僕と一緒に席に座っていただいたのは、yamatokonoの同級生の方、そして「光の魔術師」の異名を持つカメラマンであるイルコ・アレクサンダロフのモデルとしても活躍している美坐香菜子女史、イルコ・アレクサンドロフのサポートを行っている方と、何とも素晴らしい方々ばかりだった。
そして、不思議なことにあっという間に意気投合してしまった。意外と打ち解けるまでに時間のかかる僕なのだが、わずかな時間で「友達」になれたことに驚きを禁じ得ない。
yamatokonoは、「人をつなげる魔術師」でもあったようだ。
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※楽曲はデジタル配信もされています。
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